リサイクル・メディア

Recertify(リサーチファイ) : 再検査の上、保証すること。
米国 eMag Solution / Graham 社が2002年から開始した、
コンピュータバックアップテープのリサイクル事業の一環です。

Recertified Tape(リサーチファイドテープ)は、米国eMag Solution / Graham 社(本社:アトランタ / 技術・検査センター:テキサス州グラハム)が2002年から開始したコンピュータバックアップテープのリサイクル事業の一環です。
eMag社の前身は、1966年からテキサス州グラハムにおいて、1/2inオープンリールテープを開発、生産、販売してきたGraham Magnetics社であります。(当社はオープンリールテープを世界で最後まで生産継続した会社です)

1986年には1/2inカートリッジテープ(CMT)分野にも進出し、北米、南米、欧州、東南アジア、中東、日本等を対象に、特に品質面で高い評価を得ておりました。ピークでは、世界でのシェア約18%を獲得いたしました。 その後オーナーの変遷が何度かあり、かつ米国IBM、3M 、ドイツBASF等の攻勢に合い、2002年コンピュータテープの開発、コーティング生産から撤退いたしました。

その後、当時の技術、マーケティング、開発・生産設備を活用し、主にデータコンバージョン、テープ再生(9・11テロ事件の際は、倒壊したビルにあったIT企業の持つ大量の破損テープ再生で活躍しました)、コンピュータテープコンサルタント、テープアセンブル・販売等々の事業に関わってきました。

一方で、地球環境面から、またユーザー側の要望(市場価格の上昇傾向とコストダウンの必要性)から、テープのリサイクル、即ちリサーチファイド・テープの販売を開始しました(1997年からIBMの要望を受け、IBMコロラド州ボルダ-工場と協力して、ノウハウの蓄積と販売実績を積んできました)。

現在では、3480、3490e、3590、3590e、9840、LTO-1、LOT-2、LTO-3等のラインアップとなっています。

ラベル剥し部分のクリーニング

(1) テープ使用状況の優れたユーザーから製造後7年以内のテープを搬入します。検査するテープの「源メーカー」には制限があります。集めたテープは各種メーカー・タイプ毎に、以下の工程で統一して管理、再検査、梱包されます。

(2) テープの目視検査、簡易強度検査、製造年月日の確認等を受け入れた全数のテープを対象に行います。不合格品は除外します。

(3) サーティファイヤーにて、新テープと同一基準で全数検査・クリーニングを行います。(新テープの場合は、通常10%程度の抜き取り検査です)ECCエラーについては、新テープよりも厳しい基準になります。

高エールステッド消磁材による
消去・再整列

(4) 上記検査で合格率の低いロット品は、搬入ロット毎に抜き取り検査で、短尺耐久テスト240,000回と全長耐久テスト2,000回を行います。(新テープと同一基準) この耐久テストに合格しないロット品は、全て返送又は廃棄されます。

(5) サーチファイに合格したテープは、カートリッジのラベルを剥離し、きれいに磨かれます。

(6) その後、合格品テープの全数に、高エールステッドの消磁機で全てのデータを消去します。この工程で磁性体は再整列され、未使用テープと同様の配列となります。(LTO、3590、9840は別)

サーティファイヤーによる検査

(7) 最終的に、リサーチファイド・テープは全てANSI(米国標準規格)規格以上の基準仕様となります。(特にECCエラーは75個以下の基準を適用しております)

 ※ eMag/Graham社のリサイクルテープ提供顧客への支払い額は、この時点で確定します。従って、GRAHAM工場では収率を一切考慮することなく、最後まで厳しい検査基準を維持することができます。

シュリンクパック

(8) 全ての工程を経たテープは、10巻毎にシュリンク・ラップした上で、30巻のカートンにパックされます。(メーカー別、タイプ別に)

(9) リサーチファイド・テープは、販売後、最低5年間以上の寿命を保証いたします。(この保証は、新品テープの保証期間と全く同じです)

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